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【todoro】ニュースレター No.19 神々の話

こんにちは('-')/
todoroの平岡です。

一気に気温が下がり秋本番です。今年はキンモクセイの香りがあまりせずに、なんとも寂しい限りです。

今年も残すところあと2ヶ月。健康に気をつけていきましょう。

今月は神話の話。

世界各地の神話が好きで、いろんな土地のものを読みました。今でも興味は衰えず、新しい土地のものがあれば読んでみたいなと思っています。子供と一緒に図書館に行く機会も多く、ちらちらチェックしていますが、子供向けのものは特に読みやすいですね。

神話というのは文字通り神代の時代のおとぎ話で、現代においても、ゲームやマンガのキャラクター、企業の商品名など、多くの影響を与えています。

神が人を創造したのか、人が神を創造したのかはさておき、世界各地で古くから神話が語られてきました。ギリシャ、エジプト、インドなどのものも有名ですね。

星座の図鑑を繙くと、星座にまつわるギリシャ神話がたくさん登場します。

アキレス腱の語源ともなったギリシャ神話のアキレウスは足首以外は無敵だったと言われます。神話ではありませんが、日本で怪力無双の豪傑と謳われた武蔵坊弁慶の名がついた「弁慶の泣き所」にも通じるところがあります。

世界各地の神様は、喜び、怒り、悲しみ、嫉妬に狂い、まるで人間のように振る舞います。そして時に人間に寄り添い、警告を与え、審判を下します。

幼少期に読んだバベルの塔も大好きだった話のひとつです。

そして日本にも各地にたくさんの神話が残されています。

日本では、記紀と呼ばれる古事記と日本書紀が有名ですね。

現代語訳もたくさん出版されています。自分も古事記の現代語訳を読みました。

古事記には本当にたくさんの神様が登場します。冒頭に夫婦神であるイザナギノミコトとイザナミノミコトの国生みのシーンがありますが、イザナミノミコトは火の神様であるカグツチノミコトを産んだ時の火傷が元で命を落とします。

そしてカグツチノミコトは現在「愛宕さん」として日本全国で防火の神様として祀られています。台所の神様ともいわれます。

日本の神話では災いと加護がセットになることがあり、妖怪文化などとも相まって、「厄介なものと付き合っていく」文化が醸成されました。

以前のニュースレターNo.2で紹介した「雪によるストレスと付き合うための雪見障子」にも通じるところがありますね。

こう書くと罰が当たるかもしれませんが、日本の神話にも、どことなく間抜けで人間臭さや親しみやすさがある神様が登場します。

何千年も前から、人間はだいたい同じようなことで悩んでいたのかもしれませんね。

神話に触れることで、日々の喧騒から離れ、しばし悠久の時に想いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

またニュースレターでお会いしましょう('-' )\m/

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