【todoro】ニュースレター No.10 記念日と日常

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配信日:2025年2月4日

こんにちは('-')/
todoroの平岡です。

寒い日が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。比較的暖かいと言われる関西の阪神地区(大阪~神戸くらいの地域)でもかなり冷えこんでいます。

寒波が到来するたびに注意喚起が出されていますね。車を運転される方は特にお気を付けください。

節分はもう終わってしまいましたが、2月にはバレンタインデーがあります。

日本人のイベント好きは昔からで、今や世界からも知られるところですが、極東の島国では独自の進化を遂げることでも知られています。

たとえばクリスマスにケーキやチキンを食べるという文化。

キリスト教徒も多いアメリカでは、特にそのような文化はありません。これは、江戸時代に平賀源内が考案した「土用の丑の日にうなぎを食べる」という発想と全く同じで、「売るための作戦」だった、ということですね。

そもそも、うなぎの旬は冬で、夏は脂が落ち身が痩せて一番味が落ちる時期です。きっかけは「夏バテ予防に精のつく物を」ではなく「うなぎが売れないので策を考えた」が真実に近いのでしょう。

バレンタインデーも同じで、チョコレートを贈る文化は日本独自のものです。

一般的な文化としては、お花やカードなどと一緒に、愛を込めて感謝の気持ちを伝える日と認識されているようですね。

恵方巻きやクリスマスケーキによるフードロスが社会問題になったり、中元歳暮や年賀状が少しずつ衰退していくなど、「文化の神髄とは言い切れない部分がメインで継承される」ことによる文化の形骸化が見受けられるようになっています。

たとえば着物という文化が柔軟に進化することで、「デニム」や「上下セパレート」になったり「ベルトで締める」ようになるなど「みんなが着物を着ている令和」も見てみたかった気がします。

個人的には、4人兄弟と兄弟が多く幼少期から誕生日プレゼントを貰ったり贈ったりすることがなく、毎日兄弟と遊んだり喧嘩をしていたせいか、「記念日よりも日常が大事だ」「形式よりも実態が大事だ」という文化が染みついてしまいました。

兄弟といることがすごく楽しかったんだと思います。笑

旅行のお土産というのも個人的には特に要らないと思っていまして、旅先の時間は短いのでせっかくの旅行を存分に楽しんでほしいのと、安全に帰ってきて旅先で起きたことを話してくれるのが、何よりのお土産になると思っています。

とはいえ、気の利いたちょっとしたものをプレゼントしてもらえると「自分のことを考えてくれたんだ」と嬉しくなるものですね。

たとえばチョコレートではなく、ステンレス製の箸立てや靴べら、なんていうプレゼントがあってもいいのかもしれませんよ?笑

この時期になると、男子校の中学に入り、高校ではバンド活動をするも異性に全くモテず、義理チョコすらまともにもらえなかった苦い思い出が蘇ります。笑

またニュースレターでお会いしましょう('-' )\m/

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